« 「情報サービス産業の委託取引等に関する調査研究」報告書 | トップページ | 知財高裁:CATVのCS再放送の楽曲使用差止 »

2005年9月 7日 (水)

金融庁:システム管理の委託先も検査対象に

本日(20050907)付の日本経済新聞の記事によると金融庁は、システム管理の委託先に対して立ち入り検査ができるよう、2006年に銀行法を改正する方針のようです。

 現在の銀行法では、立ち入り検査は、銀行本体、その代理店、子会社のみが対象となっており、委託先に対しては検査ができないが、多くの銀行はシステム関連業務を外部委託しており、銀行のシステムリスクを正確に把握するためには、委託先に対しても検査が不可欠であると判断したようです。

 現在も、銀行本体に対して、委託先管理について聞き取りは行っているようですが、それでは不十分であるということのようです。

 一般に金融庁の検査は、検査対象となる企業にとって負荷がかかるものだと思います。その意味で、システム関連業務を受託した企業にとっても、今後は、金融庁の検査を念頭に置いた管理(検査に対して、迅速に説明ができるか等)が必要となってくることになるでしょう。

 今回の銀行法の改正は個人情報のみを対象とする改正ではなく、システム障害等システムリスク全般を対象としていますが、金融業界とつながりを持つ企業は、個人情報保護対策を考える上で、銀行法その他の改正動向にもますます注意が必要になってきたといえるでしょう。

|

« 「情報サービス産業の委託取引等に関する調査研究」報告書 | トップページ | 知財高裁:CATVのCS再放送の楽曲使用差止 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/125798/5828042

この記事へのトラックバック一覧です: 金融庁:システム管理の委託先も検査対象に:

« 「情報サービス産業の委託取引等に関する調査研究」報告書 | トップページ | 知財高裁:CATVのCS再放送の楽曲使用差止 »