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2006年7月14日 (金)

午後12時と午前零時は重なるのか

「ローマの休日」などの1953年に公開された映画の格安DVD販売について、米国の映画会社が販売差し止めを求めた仮処分についての決定が最高裁サイトで公表されています。

平成18(ヨ)22044 著作権仮処分命令申立事件
平成18年07月11日 東京地方裁判所決定

裁判所は、午後12時と午前零時は別の「日」だということで重ならないので(保護期間は「時間」でなく、「日」で判断する)、映画の保護期間を延長する改正法の施行と重ならないと判断しました。

延長されないので、「ローマの休日」等の映画の著作権はパブリックドメインであり、格安のDVDの販売は認められると判断しています。

文化庁は、訴えた映画会社側の法的判断を示しているので、最高裁まで行きそうですが、当然想定される問題であり、裁判で争う余地のないように明確に立法してもらいたいというのが正直な感想です。

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» [ローマの休日]著作権は存続しないという方向で [BBRの雑記帳]
(7/12夜若干加筆しています) 5月の下旬になりますが、このエントリで、「ローマの休日」の著作権が50年を経過して切れているかどうかを争点に、パラマウント・ピクチャーズが激安DVD製造販売業者に対して製造販売の差し止めを求める仮処分を申請している、という...... [続きを読む]

受信: 2006年7月23日 (日) 17時36分

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